当社製品への有機フッ素化合物の使用について

 

■有機フッ素化合物とは

プラスチックや薬品、合成繊維など、私達の暮らしには化学物質があふれています。化学物質は、人類が健康で快適な日常を送るためには欠かせないものとなっている一方で、使い方次第で生態系に悪影響を及ぼすものが数多くあるのもご承知の通りです。 有機フッ素化合物も化学物質の一種で、炭素とフッ素が結合した部分を持ち、水や油をはじいたり、熱や薬品に強い、光を吸収しないなど独特の性質を持っていることから表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤などに用いられてきました。しかし、その難分解性、生体蓄積性により生態系への影響が懸念されているところです。

有機フッ素化合物の中でもPFOA(ピーフォア)は、身近なところでは調理器具焦げ付き防止表面処理剤や衣類の撥水剤としてつかわれていますが、通常の環境では分解されにくいという特徴や生態系への影響の懸念から、2019年に開催されたCOP9で、PFOAとその塩及びPFOA関連物質がPOPs条約の附属書A(廃絶)に追加決定され、PFOAへの規制が強化されました。
当社製品では、この規制以前より有機フッ素化合物(PFOA)は一切使用しておらず、環境負荷、生態系への影響に配慮した製品づくりを基本としています。  

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